2013/01/07

声援を送り、元気をもらう新年

2012.12.31〜2013.1.3
【神奈川県・東京都】──湘南、田町


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2012.12.31
腰越、片瀬(Map)

 近年、年末年始の行動パターンは大体決まっていて、暮れに実家へ帰る際、鎌倉・江の島に寄り道し、正月は湘南海岸沿いを歩くことが年中行事となっています。
 日本海側の方々には申し訳ありませんが、この季節の関東は晴天が続くので「誘われる」感覚があります。


今回は鎌倉を歩く時間が無く、上は片瀬にある龍口寺鐘楼ですが、ガキ時分に除夜の鐘を突いた記憶があります。

 付近は鎌倉時代の刑場跡(都の外れとされる地)で、1271年日蓮宗開祖の日蓮が処刑されそうになり、その地に建立したお堂が寺の始まりとされます。

 右は源義経が兄頼朝に鎌倉入りを許されず、心情を綴る手紙「腰越状」を書いたとされる満福寺の門前。
 ちょうちん飾りは完了も、出店の連中がバタバタと騒いでいます。無くても問題はないが、無いとさみしい気もするので、正月には盛り上げてもらいましょう。

 年末も混雑する江ノ電ですが、この十数時間後に極楽寺駅の土砂崩れで、元日は極楽寺〜長谷間は終日不通となり、計画を狂わされた方も多かったことでしょう。
江ノ電には、危なっかしい場所はいくつもありますから、1日で復旧したことを良しとしてください。

 東京に引越して1年ですが、その間一度も神奈川のレポートを書いておらず、昨年と今回の年始の書き込みが並んでしまいました。昨年の年末はベタなぎだった海の様子が見て取れます。
 この日は風が強く波は高いのですが、あまりサーファーの姿は見られません。
 それって、風が強すぎなのか?

 こちらも風と戦いながら夕日を待ちますが、富士山を目にできたので、「ラッキーな年!」として締めくくることができます。

 新しい年は、是非とも明るい年に!


2013.1.1
辻堂・茅ヶ崎海岸(Map)



 元日も太平洋岸の空には「筋状の雲?」が見られるように、風の強さは昨日と変わりません(上写真の下は江の島)。
 何度もめげそうになるも、日差しのおかげで何とか風に立ち向かえます。


 素人目に波があるように見えるも閑散としているのは、湘南のサーファーたちは皆「帰省したのだろうか?」とも。
 冬の海で波がある日は風が強く「寒い!」んです。

 先ほどから「寒い」を連呼するのは、確かに「寒さに弱くなった」や「根性が無くなった」に違いないのですが、この先も冬を生き続けるには「暖かインナー」とされる「ジジシャツ」「パッチ」などが必需品となるのでしょうね(研究しなければ)……


 もう帰りたいところですが、アピールしてくれる子どもたちを無視できません。
 そんな姿を見ていると、きっと靴はグショグショなのに走り回る姿は「止まったら冷たいんだもん!」なのでしょう。
 そんな経験を振り返ると、犬のように走り回っていた時分の興奮が「恐ろしく」感じられます。
 人の親ではありませんが、子供たちの危うさを見守る義務感が備わってきたような気がします……(ちょっと、遅いんじゃないの!?)


2013.1.2
大和市付近(Map)


 正月2日から軍事演習開始!
 アメリカでは、年末年始も関係なく議会で「財政の崖」についての議論が続きますから、軍隊が訓練を休む訳にはいきません。
元日を休んだのは、思いやり予算に対する返礼の「思いやり?」とは笑止な!
 厚木基地での訓練は、横須賀に原子力空母ジョージワシントン入港時に行われ、その計画通りに遂行されます(2013年2月から横須賀で長期修理される予定も、その間艦載機はどうするのか?)。
 上写真下のレーダー搭載機の訓練なら、尖閣諸島周辺でやる方がよほど緊張感が持てる気がします(これは、基地機能を沖縄方面に集めるべきとの意図ではありません)。

 昨年末の為替相場で円安が進み株価が上がったことを、新政権発足への期待とする向きがありましたが、そんなバカなことはありません。
 主役は当然ながらアメリカで、財政の崖への対応方針が決するまで「円」を仮の待避所としていた連中が、ホームに戻っただけのことです。
 日本はどうあがこうが、世界はアメリカを中心に動いているのですから、この機を着実なステップとできなければ、光明と感じた「気分」がしぼんでしまいます……


2013.1.3
箱根駅伝@田町(Map)


 今年で2度目となる「正月の華:箱根駅伝」ライブですが、この盛り上がりに乗っかった瞬間、応援側にもウルウルくるモノがあります。
 都内なので母校の声援は増え、地下鉄や電車を利用し追いかけて応援してくれる、ランナーはこれ以上ない声援の後押しを受け、力を振り絞れることでしょう。

 激励には、自分への叱咤の叫びと感じる声もあります。
テレビでは感じられない「ガンバレーッ!」の声援に込められた「オレも頑張るぞー!」の気持ちこそが、「新年の華=祭り」であるこの催しを定着させた原動力ではないか? と感じたりします……(写真は優勝した日体大アンカー)

 最後尾運営車の「最終走者が通過しました、ご声援ありがとうございました」のアナウンスを耳にし、三々五々家路につく人々の晴れ晴れとした表情には満足感が読み取れ、「さぁ、今年も頑張ろうね!」と気合いが入っているようにも見受けられます……